ドイツ語でベイキング
連日W杯で大盛り上がりのドイツですが、今日は朝から洗濯掃除を済ませ、
お布団も陽に当ててからドイツ語学校へ。
授業の後は、前にドイツ語を教わっていた先生のお宅へ遊びに行って来ました。
以前先生に、「お宅にお邪魔した時は一緒にケーキを焼きましょう」と提案していたのですが、
今日は気温が30度以上まで上がり、正直言うととてもオーブンを使う気にはなれなかったのです。
でも先生が混ぜて焼くだけのチョコレートケーキの素を用意してくれていたので、折角だからということで
クラスメートと一緒に3人で仲良く作業です!
とは言っても、要は粉と卵とミルクを混ぜるだけ~、なのですが、
先生のケーキは一味違います!
瓶詰めのチェリーをドバっと笊に開け、チェリーが漬かっていたシロップをミルクの代わりに投入!
バターの摂り過ぎは体に良くないから、というので計量もせずに、何となくの量を入れて、
そうかと思えば、チョコレートチップはエクストラを投入して大増量、笑。
生地の間にチェリーをたーっぷりと挟み込んでオーブンで焼き上げます。
ケーキが焼ける間は3人であれやこれやとおしゃべりを・・・。
まだまだつたないドイツ語ではありますが、先生が日本語訛りのドイツ語に慣れてくださって
いることもあり、何とか会話が成り立っているような雰囲気ではありました。
ドイツの出産事情やら、趣味の話やら、必死になって頭の中でドイツ語を組み立てていたら、
ケーキの焼き上がりも忘れてしまうほど、あっという間に時間が経ってしまいました。
おかげで少々焼きすぎの感がありますが、こちらがチョコレート&チェリーのケーキ。
バター控えめでミルクも使っていないので、見た目ほどくどくはなくて、
チェリーの程よい酸味がとっても美味しかったです。
いい加減でも何とかなるものなんだ~とある意味感動、苦笑。
これぞドイツ流!ってところでしょうか!?!?
前にも書いたことがあるかもしれませんが、彼女は旧東ドイツで先生をされていました。
ところが、子供達に共産主義を教え込むことに疑問を感じ、先に西側へ亡命していた
ご主人を頼って、逃げるように家を出てきたんだそうです。
大人1人2万5千マルク、子供(先生のお嬢さん)1万5千マルクを政府に支払って、
(人身売買と言っていいのかはわかりませんが)トランク2つ抱えて西側に来たのが
1978年のことだそうです。
先生の話は聞けば聞くほど、本当に悲劇的なことばかりなのですけれど、普段は
そんなことを全く感じさせず、いつも笑顔でホントに朗らか。でも、
「旧東ドイツでは洗濯機を買うのに5年、車を買うのには15年も待たなくてはいけなかった」
なんて事を聞くと、このケーキの味も少しほろ苦く感じられました。。。
色んな国の人に出会って、自分の知らない世界の話を身近に聞けるというのは
何事にも変えられない貴重な経験をしていると改めて感じた一日でした。
お布団も陽に当ててからドイツ語学校へ。
授業の後は、前にドイツ語を教わっていた先生のお宅へ遊びに行って来ました。
以前先生に、「お宅にお邪魔した時は一緒にケーキを焼きましょう」と提案していたのですが、
今日は気温が30度以上まで上がり、正直言うととてもオーブンを使う気にはなれなかったのです。
でも先生が混ぜて焼くだけのチョコレートケーキの素を用意してくれていたので、折角だからということで
クラスメートと一緒に3人で仲良く作業です!
とは言っても、要は粉と卵とミルクを混ぜるだけ~、なのですが、
先生のケーキは一味違います!
瓶詰めのチェリーをドバっと笊に開け、チェリーが漬かっていたシロップをミルクの代わりに投入!
バターの摂り過ぎは体に良くないから、というので計量もせずに、何となくの量を入れて、
そうかと思えば、チョコレートチップはエクストラを投入して大増量、笑。
生地の間にチェリーをたーっぷりと挟み込んでオーブンで焼き上げます。
ケーキが焼ける間は3人であれやこれやとおしゃべりを・・・。
まだまだつたないドイツ語ではありますが、先生が日本語訛りのドイツ語に慣れてくださって
いることもあり、何とか会話が成り立っているような雰囲気ではありました。
ドイツの出産事情やら、趣味の話やら、必死になって頭の中でドイツ語を組み立てていたら、
ケーキの焼き上がりも忘れてしまうほど、あっという間に時間が経ってしまいました。
おかげで少々焼きすぎの感がありますが、こちらがチョコレート&チェリーのケーキ。
バター控えめでミルクも使っていないので、見た目ほどくどくはなくて、
チェリーの程よい酸味がとっても美味しかったです。
いい加減でも何とかなるものなんだ~とある意味感動、苦笑。
これぞドイツ流!ってところでしょうか!?!?
前にも書いたことがあるかもしれませんが、彼女は旧東ドイツで先生をされていました。
ところが、子供達に共産主義を教え込むことに疑問を感じ、先に西側へ亡命していた
ご主人を頼って、逃げるように家を出てきたんだそうです。
大人1人2万5千マルク、子供(先生のお嬢さん)1万5千マルクを政府に支払って、
(人身売買と言っていいのかはわかりませんが)トランク2つ抱えて西側に来たのが
1978年のことだそうです。
先生の話は聞けば聞くほど、本当に悲劇的なことばかりなのですけれど、普段は
そんなことを全く感じさせず、いつも笑顔でホントに朗らか。でも、
「旧東ドイツでは洗濯機を買うのに5年、車を買うのには15年も待たなくてはいけなかった」
なんて事を聞くと、このケーキの味も少しほろ苦く感じられました。。。
色んな国の人に出会って、自分の知らない世界の話を身近に聞けるというのは
何事にも変えられない貴重な経験をしていると改めて感じた一日でした。
by yohko_greenleaf
| 2006-06-15 06:57
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HN:はっぱ。 カナダとドイツで10年暮らし、2010年2月に日本に戻ってきました!
by yohko_greenleaf
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