タグ:世界遺産 ( 4 ) タグの人気記事

Krakow

クラクフ(独語ではクラカウ)は、ワルシャワから南に300キロ弱と言ったところにあるでしょうか。
かつてはポーランド王国の首都だった町です。
また、第2次世界大戦中は、この町に独軍の司令部があったために、戦火を免れ、
そのお陰で、中世の佇まいを今に残しています。
今回は、クラカウ滞在の大半の時間をアウシュビッツに費やしたため、
クラカウは本当に駆け足で見て回るだけになってしまいました。

d0003363_212359.jpg

早速、お土産探しに出かけてきたのが、織物会館。
昔は織物の取引が盛んに行なわれていたところだそうです。
現在は、1階はおみやげ物屋さん。2階は国立美術館ですが、現在改装中でクローズ。

d0003363_21255898.jpg

ズラリと並ぶお土産屋さんです。
ポーランドでは琥珀が名産みたいで、琥珀のアクセサリー屋さんがたくさん!
あとは木彫りの工芸品みたいなものが多かったかなぁ。割と地味目な品ぞろえ。
刺繍をほどこしたテーブルセンターなどもありましたが、さすが東欧だからなのか、
ハンガリー刺繍に似ているような感じで、華やかな色使いのものが多かったです。

この織物会館の前には中央広場が広がっており、そこにもたっくさんのお店が
軒を連ねていました!
一軒、すっごくステキなタティングレースを売っているお店を見つけたんですが、
店員さんは、お客さんと話し込んじゃってて全然手があきません、涙。
商品に値段もついてないし、時間は迫るし、泣く泣く諦めました。。。
結局、ポストカードと指貫きしか買わなかった私。

d0003363_2130546.jpg

この間(と言っても、もう結構経ちますが)亡くなった、前ローマ法王、ヨハネ・パウロ2世は
このクラカウ近郊の出身だそうで、こんな銅像があるだけではなく、
教会の中や公園の中にも、彼を称えるパネルの展示がたくさんありました!
ポーランドの人は、祭壇の前でひざまずいて、非常に低い位置で十字を切っている人が多かった。
敬虔なクリスチャンが多い国なんだなぁと言うのを感じます。

d0003363_21325011.jpg

クラカウのシンボル、ヴァヴェル城です!
朝早くから、チケットを買うために長い列が出来てました。
城内は入場制限があるので、夏の観光シーズンはとっても混むらしいです。
雲行きが怪しくなってきた事もあり、帰りの時間も迫ってきたので、
私達はお城の麓からクラカウの町を眺めて、帰って着ました。

d0003363_21371368.jpg

旅のおまけ。
ポーランドに行くと、ドイツでは見かけないようなボロい年代ものの車が
現役で頑張っている姿を目にします。
こちらは旧東のトラバント。
見ている分には可愛らしいけど、乗り心地は悪そうだなぁ・・・。
[PR]
by yohko_greenleaf | 2007-08-17 21:41 | ★travel

Auschwitz

今回、ポーランドへ行った目的は、例によって(?)小曽根真さんのコンサート。
今回は8月15日と17日の2回、出番があったのですが、そうすると16日から17日の夜まで、
まる2日近く、ヒマしてしまいます。
そこで、思い切ってクラカウで一泊し、アウシュヴィッツ強制収容所を訪れる事にしました。
ワルシャワからクラカウまでは飛行機で小一時間。
クラカウでレンタカーを借り、そこからアウシュビッツ(ポーランド語ではオシフィエンチム)まで、
一時間ほどのドライブです。

d0003363_2121240.jpg

有名な入り口のゲート。
相当の覚悟をして、ここを訪れましたが、やっぱり予想以上に重かった。
Arbeit macht frei.(働けば自由になる)と書いてはあるものの・・・。
よく見ると、アルファベットのBの文字が、逆さになっているのがわかります。
収容者のささやかな抵抗の証と言われています。

d0003363_21253671.jpg

残された棟の中は、それぞれテーマ別に、当時の写真、遺品などの資料が展示されています。
ヒトラーが何を思って、ユダヤ人を絶滅させようとしたのか、などの記述も
なまなましく残っています。
おびただしい量の髪の毛(死体から髪を取り、カーペットなどを折ったとか)、眼鏡のフレーム、
靴、義足もありました・・・。
ガス室や焼却炉、劇薬の空き缶、それから銃殺用の死の壁や、立ったまま収容される牢・・・。
それから、通路には収容された時に撮影された囚人の顔写真もビッシリ貼られています。
写真の下には、名前、収容された日と虐殺された日が書かれているのですが、
実際には、到着した日のうちに殺されてしまった人も多いので、
この写真すら残っていない犠牲者が多くいるのだそうです。

とにかく、見れば見るほど言いようのない重苦しい気持ちに襲われます。
頬がげっそりこけていくような、ズシーーンとくる感じ。
これが実際に起こったことで、同じ人間のしたことなんだと思うと、何とも言えない気がしました。
この大量殺人の仕組みが、ものすごくシステマティックに合理的にできていて、
当時は、これが粛々と実行されていたんだろうなと言うのが残酷さを倍増させているのかなぁと言う気もしました。
その一方で、今だって民族浄化の動きはあるし、戦争だって起きているわけで、
人間てそう簡単には変わらないのかなぁとも思ったり。色々考えさせられます。
すっごくしんどかったけど、来てよかったと思いました。

d0003363_21392326.jpg

ここが有名な引込み線。
アウシュヴィッツから少し離れた、ビルケナウという別の収容所です。
ビルケナウは、アウシュヴィッツとは比べ物にならないほどの広さで、今では
残されている棟は一部のようですが、まるで鶏舎のようにバラックが並んでいました。

オットがポツリと「(当時も)こんな青い空だったんだろうな~」と。
悲しいほどに真っ青な空でした。
[PR]
by yohko_greenleaf | 2007-08-16 21:44 | ★travel

ケルン大聖堂

昨日はオットが一人でケルンのメッセを見に行くと言うので、私もくっついて行くことにしました。
以前から、ケルンの大聖堂は一度見てみたいなぁ~と思っていたのですが、
なかなか機会がなかったのです。
ここからケルンまでは車で約1時間半ほどで到着。
しかし、展示会のせいなのか高速の降り口から街中までが大渋滞で、一時間もかかってしまいました。。。
メッセでオットと別れ、私は一人テクテクと大聖堂を目指します。
ケルンの大聖堂は、中央駅の真横、繁華街にドーンと聳え立っているので、人の流れに
乗っかって歩いていけば、着くかなぁ~なんて、すっごく適当・・・。
何と言っても霞ヶ関ビルより大きな建物なんだから、見失うこともあるまい!と
妙な自信を携えて、ライン川を渡ると、見えました見えました!
d0003363_22162820.jpg

これが世界遺産にも登録されている、ケルンの大聖堂です。
こちらは真後ろなんですけど、迫力は十二分に伝わってきます。
d0003363_22195056.jpg

もうちょっと歩いて真正面から見るとやはり大きい!!!
高さは157mもあって、見上げると首が痛くなっちゃうくらい。
あまりに巨大すぎて、上から下までは写真に納まりきれません。
塔の上に着いている十字架のような突起物がわかりますか?
あの飾りだけで、高さが8M50もあるんだそうです~。

着工が1248年で、完成したのが1880年だそうですから、600年以上もの月日を
かけて、作られたことになります。
ここケルンも、第2次世界大戦の時には空襲でかなり激しい攻撃を受けたそうなのですが、
この大聖堂は焼け落ちずにすんだんですね。
d0003363_22304252.jpg

正面から入ると、まず目に入ってくるのが右側にあるステンドグラス。
ノイシュバンシュタイン城を建てたルードヴィヒ2世のおじいちゃんにあたるルードヴィヒ1世が、寄進したんだそうです。
ちょうど日の光が上手い具合にさしこんできて、とてもキレイでした。

d0003363_22312310.jpg

そして、こちらは中央祭壇に祭られている「三賢王の聖櫃」です。
新約聖書では東方の三賢者とか三博士とか言われるようですが、イエスキリストの誕生時にやってきて、お祈りをささげたと言われている人たちだそうで、その3人の遺骨がここに眠っているらしいです。
そもそも、この聖櫃は1164年にミラノからやって来たんだそうです。
この聖櫃を礼拝するためにたくさんの巡礼者がケルンを訪れて来たこともあり、
「だったら、それに相応しい大聖堂を建てましょう!」ということで、この大聖堂の建築が
始まったんだそうです。
この写真を撮っていたら、観光客の人に「これ、何?」と話しかけられました。
東の方からやってきた3人の偉い人が~~・・・、と説明してもわかってもらえず、
「その3人の名前わかる?」と聞かれたのですが、答えられなかった私、恥。
正解は、メルキオール、バルタザール、カスパールです。

他に、行ってみたい美術館もあったのですが、月曜日は休館でした。残念!
オットは思いの外仕事が早く終わったので、大聖堂の前で集合し、今度はオットを
案内しながら、もう一度中を見学してから帰途に着きました。

ケルンには日本人の観光客がたっくさんいらしていて驚きました。
みんなお土産屋さんでオーデコロン(仏語で"ケルンの水")をどっさりお買い上げでした。
私は香水はあまりつけないので、石鹸を一つ購入。
さっそくクローゼットに入れてみました。引き出しを開けるたびにほのかにいい香りです♪
[PR]
by yohko_greenleaf | 2006-09-05 22:45 | ★travel

ワルシャワでモーツァルトを聴く!

先週の金曜日から昨日の月曜日まで、ポーランドはワルシャワに行っていました。
実は、ワルシャワには一度行ってみたいと思っていた理由が一つあるのです。
それは、こちら!
d0003363_0441970.jpg
夫婦して大好きなBasiaの生まれ故郷でもあり、London Warsaw New Yorkと言うアルバムタイトルの都市を、全制覇したいなぁと思っていたから。

今回は、東欧におけるクラシック音楽の聖地ともいえるワルシャワにて開催中のInternational Music Festivalで、ジャズピアニストの小曽根真さんが、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番ことジュノムを演奏することになっており、張り切って出かけてまいりました。

実はオットは急遽、出張の日程が変更になってしまい、どうしても金曜日にはワルシャワ入りできないと言うことで、一人でフライト&土曜日は単独観光になってしまったのです。
オットがいるから・・・と思って、ガイドブックすら入手していなかった私は、慌ててインターネットで情報収集をして、出かけました。
でも、このジュノムを聴くためにわざわざ遠く日本から駆けつけてきた小曽根さんの大ファンがおられまして、同じホテルに宿泊することになっていたので、結局空港で待ち合わせてチェックインし、翌日も観光をご一緒することになりました。

d0003363_0541679.jpg

ワルシャワ自体はそれほど見所の多い町ではないので、1日のんびりと歩けば
充分に雰囲気を味わうことができます。
時間があれば、クラクフの街や、アウシュビッツにも足を伸ばしたかったのだけど、今回は断念。
城壁の内側へと歩いていくと、狭い道の両脇にはお土産屋さんがビッシリ並んでいました。

d0003363_0582375.jpg

旧市街でも、もっとも賑わいを見せていたエリアです。
この人魚の像(?)はワルシャワのシンボルにもなっているらしいです。
ワルシャワは、1944年、ナチスドイツ占領下においてワルシャワ蜂起と呼ばれる武装蜂起が起こり、
町の建物と言う建物は破壊され、20万人もの死者を出したと言われています。
そんなわけで、これらの建物は全て、戦後に再建されたものです。
市民によって、「ひびの一本に至るまで忠実に」再現されたというのは有名な話で、
この街並みじたいが世界遺産に登録されています。

d0003363_14381.jpg

町の至るところに、このような慰霊碑があり、花が手向けられていました。
ポーランド語で書いてあるので、さっぱりわからないのですが、1944年とあったので、
ワルシャワ蜂起の犠牲者を祭ってあるのではないかなと思います。

ポーランドと言うと、東欧のちょっとどんよ~りしたイメージを持っていましたが、
町の中心は思ったより都会。
大きなショッピングセンターもあるし、デパートは日曜日でも開いているし、
TESCOなんかが進出していて、24時間営業しているんだそう!
実はドイツよりも暮らしやすかったりして!?

さて、肝心のジュノム、素晴らしかったです!!!
私はクラシック音楽のことは全くの素人で、細かいことはわからないですけれど、
カデンツァといわれる即興の部分、さすがはジャズミュージシャンの小曽根さんだけあって、
めっちゃめちゃ楽しい音を私達に届けてくれました。
ジャズともクラシックとも分類するのが全く意味のないことに思えてくるくらい、
小曽根さんにしか弾くことのできないメロディーが、とっても自由で楽しくて、
でも、しっかりモーツァルトなんですよねーー。
ワルシャワと言えば、ショパンピアノコンクールが行なわれるくらいですから、
クラシックの本場中の本場!
観客の耳もきっと肥えていることと思います。
"普通の"カデンツァを期待していたお客さんは、今までの概念を覆されるのでかなりビックリ
したと思います。うつむいてじーっと聴いていたお客さんが、カデンツァの部分に入った途端、
「ムムッ!」と言わんばかりに顔を上げて、じーっと小曽根さんを見つめていたのも事実。
こんな方々が何人もいらっしゃいましたけど、最後にはスタンディングオベーションで拍手の嵐♪
とーっても楽しい、エキサイティングなジュノムを聴かせていただきました。

小曽根さんの後に、モーツァルトのクラリネット協奏曲を弾いた、パキート氏も素晴らしかったし、
その後の小曽根&パキートのジャズセッションもこれまたノリノリですごーく楽しかった!
まったく趣向の違う音楽なのに、お客さんも皆大満足の様子でした。
小曽根さんやパキートさんはもちろんのこと、20世紀を代表するピアニスト、フレードリッヒ・グルダの息子兄弟の演奏にしても、そのほか今回初めてお会いした方々の中にも
プロフェッショナルな人たちが山ほどいて、ものすごいエネルギーを感じた毎日でした。
いやいや、世の中にはすごい才能を持った人がたくさんいるんだなぁーと。
才能に溺れずに精進して突き詰めていくのって、とっても難しいことだと思うんだけど、
それを成し遂げた人のオーラみたいなものをビシビシっと肌で感じました。

うーん、上手く言葉にならないくらい、貴重な音楽を貴重なお話を聞いて、
色々と考えさせられたワルシャワの旅になりました。
私も頑張らなくっちゃなぁ・・・。
と決意をしつつ、ワルシャワでお土産に買ってきたズブロッカ(わかる人だけわかっていただければ・・・、苦笑)をいただきながら、今宵もジュノムを聴くのでありました。
[PR]
by yohko_greenleaf | 2006-08-30 01:25 | ★travel


HN:はっぱ。 カナダとドイツで10年暮らし、2010年2月に日本に戻ってきました!


by yohko_greenleaf

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ

★handcrafts
∟ Crochet
∟ Knit
∟ Cross stitch
∟ P*S*P
∟ Schwalm
∟ Others
∟ Beads
★daily life
★kitchen
L Baking
L Cooking
L Tools
★travel
★books
★piano
★kids

以前の記事

2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 05月
2010年 09月
more...

フォロー中のブログ

メキシコ・ライフ【初級編...
ボノボノ毎日
mikatianの水彩ス...
ドイツでTea Time
Momoちゃんの海外生活
ドイツ発つれづれ日記
blog von you...
Diario de Marco
palmierの楽しい日々♪
スウェーデンからの生活便り
Valleyのnatsu...
ももとぶどうの樹
bequem
ドイツ暮らし

Favorites & Links

最新のトラックバック

MOLESKINE
from エッフェル塔マニアの「それが..
こんな食べ方がGOOD
from B級グルメが好き!
思い届かず、、、
from Diario de Marco
100万hit 次世代情..
from 100万hit 次世代情報検..
百人一首
from 気ままに百人一首

ライフログ


モチーフ・エジング200―やさしいかぎ針編


かぎ針モチーフ―編み方からつなぎ方まで


レース編み華麗なドイリー―Crochet lace


優美なレース編み


レース編―レース編基礎のキソブック

タグ

(54)
(44)
(43)
(38)
(34)
(30)
(24)
(19)
(17)
(16)
(16)
(13)
(11)
(8)
(8)
(7)
(5)
(5)
(4)
(3)

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧