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身の毛のよだつ本

気がつけば、また一週間もここを放ったらかしにしてしまいました・・・。
最近、変なコメントが沢山つくのも鬱陶しくて(って単なる言い訳ですが)!
でも、気を取り直してまたボチボチ書いて行こうと思います。

さて、最近刺繍に加えてピアノの練習も我ながら結構頑張っちゃっているのです。
そうなってくると、どうしても削られてしまうのが読書の時間・・・。
幾つか読んでいることは読んでいるんですが、一時期よりはだいぶペースダウン。
そんな中、最近一気に読んでしまったのがこちら。
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「フリーズする脳  思考が止まる、言葉に詰まる」
著者:築山節
出版:NHK出版 生活人新書

最近人の名前がパっと思い出せなくなったり、「あれ?今何か言おうと思ってたんだけど・・・」と言うことが増えたように感じていたところだったので、このタイトルからして衝撃的でした。
「ボケの症状」とまでは言わないにしても、例えば、みんなで色々話をしていると、脱線に脱線が重なって話題が逸れた時に、もとの話題を完全に忘れてしまったり、年のせいか・・・と思っていたのですが、現代のPCに頼り切った生活も、脳をフリーズさせる要因の一つらしいです。

思い出してみれば、学生の頃(大学生の頃にポケベル全盛期でした)は、友達の家の電話番号は何件も暗記していたけれど、今は携帯のメモリに入っているから、自分の番号すらパっと思い出せなくなることがあります。

ネットをウロウロしていて、良さそうなページがあると、すぐに「お気に入り」に入れるはいいけど、その存在自体をすぐに忘れてしまって、見もしないWebsiteでお気に入りがどんどん増えていくとか。

読んでいるうちに、自分にも当てはまる事例が次から次へと出てくるので、もはや自分の脳は、フリーズしているだけではなくて、痴呆の入り口にまで来てしまったのではないかと言う気がしてきて、心臓がバクバクしました。

こうして、日々の記録にと思って書いているブログだって、考えようによっては脳の代用品です。
ある日急にデータが全部無くなってしまったら、それと一緒に消えていく思いでも
きっと少なくはないのでしょう。。。

大事なのは、自分の脳が機能しなかった時に「これはいかん!」と自覚して、
改めるように気をつけることだそう。
散歩などして、外の空気に触れ、自然の変化に目を向けることも大事だそうです。

刺繍やピアノも手先を使うし、脳には刺激を与えているかな?と、多少楽観的にとらえていた
私にガツーンと一撃をくれた一冊でした。
前に一度読んだ「脳が冴える15の習慣」ももう一度おさらいしようと言う気になりました。
最近、読んだ本の内容をすぐに忘れてしまうのも、自覚症状の一つなんですよね、トホホ。
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by yohko_greenleaf | 2008-03-25 22:24 | ★books

9月の本

あれよあれよと言う間に10月。もう今年も後半なんですね~。
毎月、月が替わるたびに同じことを言っているような気がしますが
一ヶ月ってほんとうにあっと言う間。。。

さて、9月に読んだのは(たったの)2作。
「病気にならない生き方」著者:新谷弘美  出版:サンマーク出版社
友達から借りて読んでみました。
内視鏡の権威である著者が、健康で長生きする食生活を指南している本なんですが、
う~~~~~ん、どうなんだろう、と言うのが第一印象。
肉は食べない、食事の30分前にはフルーツを食べて酵素パワーをアップ!乳製品は摂らない、緑茶も体に悪いからダメ・・・、
とたっくさん決まりごとがありまして、全部守ろうとすると、ものすごい手間とお金がかかります!
メイドさんを抱えていて、さっとご飯が出てくるような人は別として、
なかなかこんな食生活は難しいだろうと思います。これが読後一番の感想。

それから、「病気になるのは日頃の食生活が悪いから自業自得」みたいな物言いが、
お医者さんという立場の人にしては、どうもイマイチ冷たい感じがしてしまいました。
誰だって、病気になりたくてなっているわけではないのにねぇ・・・。
おまけに、「医者になってから一度も死亡診断書を書いたことがない」と言うのが
自慢のようですが、これって(病院のシステムはよくわからないけれど)単に著者は
検査だけして、例えガンが見つかったとしても、担当の先生にバトンタッチして
後は知らないってことなのかしら??とも思ってしまったり。。。

食事は良く噛むとか、なるべく玄米を取り入れる、水分を多く摂る、と言ったことは
今すぐ生活にいかすことが出来るけど、ちょっと信憑性にかける点が多い気がした本でした。

「楽園 上&下巻」
著者:宮部みゆき 出版:文藝春秋

彼女の代表作とも言える「模倣犯」にリンクしているお話と言うことで、
珍しくハードカバーを購入して一気に読みました。
超能力を持っていたのではないか、と言う男の子が交通事故死。
その母親に頼まれて、真相追求に動き出すのが、模倣犯で一肌脱いだルポライターの前畑滋子。
期待して読んだんだけど・・・、やっぱり二番煎じって、何でも難しいんですね。
もともと、新聞に連載されていたお話だそうなんですけど、終わり方があまりにも唐突だし、
前畑さんが、この調査に首を突っ込む事になったエピソードが尻切れとんぼで
何の解決もしないまま終わっちゃってるんですよね~。
「新聞社の都合で、連載期間を縮めざるを得なかったのかしら?」と思うような内容でした。
あ、でも相変わらず宮部さんの人物描写はすばらしかったですけど。
そして、到底文庫化するまでは待てなかったと思うので、買って良かったですけどね~。

いよいよ、読書の秋も本番ですね!
最近はパラパラと雑誌をめくるばっかりで、ちゃんと本を読んでないんですけど、
もう一回模倣犯を読み返そうと思っているところです。
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by yohko_greenleaf | 2007-10-04 22:42 | ★books

7月&8月の本

7月の本、読書量があまりに少なかったので、飛ばしちゃいました・・・。
9月に入って、夏の名残も何もなく、バッサリと夏が打ち切られたかのように涼しくなりました。
夏らしい金魚のスキンも終わりにしました。
日が暮れるのも早くなったし、夜はゆっくり読書、といきたいところなんだけど、
相変わらず、あれもこれもと欲張りで・・・。

以下、夏の本の覚書です。
☆「陽気なギャングが地球を回す」著者:伊坂幸太郎 出版:祥伝社文庫
私の大・大・大好きな大沢たかお氏が映画に出たと聞き、読んでみた本です。
銀行強盗の話なんですが、そのメンバーがウソを見抜ける人、演説の達人、体内時計で一秒たがわずに時間を計れる人・・・、とちょっと設定に無理がある感じに、
どうも最後まで馴染めずに終わってしまった感じです。
割とテンポ良く読んでいく事はできたんですけどね~。
初伊坂作品だったのだけど、うーむ、次はないかも、と言うのが正直なところ。
で、大沢たかおはどの役をやったんだ!?と言うわけで、この後調べます。

☆「世界の日本人ジョーク集」著者:早坂隆 出版:中央公論社新書
世界各国の国民性を端的に表現したジョークが集められています。
個人的な印象ですが、日本人の事を扱ったジョークには、日本人=勤勉、研究熱心、金持ち
と言う"割と良いイメージ"のジョークが多かったような。。。
タイトルは「日本人」ジョーク集となっていますが、日本人の取り上げられ方はマイルドで、
アメリカ、中国、ロシアなどは、結構な言われよう、と言う感じがしました。
一方、ベルギー人は欧州内でどう見られているか、なんていうのは知らなかったし、
興味深い部分も多かったです。
他の国の人と話す時に、日本人がオチになっているジョークを自虐的に取り入れるのはOKですけど、
引用する時にはTPOをわきまえないといけませんね!

☆「99.9%は仮説」著者:竹内豊 出版:光文社
いきなり、「飛行機が何故飛ぶかは100%解明されたわけではない」なんて言う
ショッキングな話からスタートする本書。
内容的には広く浅く、ではあるものの、科学の歴史を紐解きながら、いかに人間は
仮説に基づいた、凝り固まった思考でしか考えていないかと言うことが紹介されています。
物事を捉えるときは、色んな方向から、先入観にとらわれずに、と思ってはいても
なかなか実行するのは難しいですが、ちょっと目からウロコの本でした。

☆「平成攘夷論」著者:小林よしのり 出版:小学館
彼の本には好き嫌いが分かれると思うんですが、私はこのズバっとした物言い、好きです。
南京大虐殺や従軍慰安婦問題、原爆の事や北方領土のこと、などなど・・・。
言いたい放題の諸外国にも腹が立ちますが、一番情けないのは物言わぬ日本人かなと。
ナメられてるなぁと思い知らされる一冊です。
寝しなに読んでいたら、腹が立って腹が立って、寝られなくなりました。

☆「ハゲタカ上下巻&ハゲタカⅡ上下巻」著者:真山仁 出版:講談社文庫
少し前にNHKでドラマを先に見ていたので、原作をと思って読み始めたのですが、
これがテレビよりも遥かに面白い!!
投資ファンドが、瀕死の企業を次々に再生させていく話で、金融の用語に疎い私には
少々難しい所はあるものの、銀行から邪魔が入り、国からも横槍が入り、
敵対するファンドとの駆け引きや、買収した先の社員とのやりとりや・・・。
色々と一筋縄ではいかず、続きが非常に気になるストーリー展開です。
読みながら、いいお勉強にもなります!

そして、今か今かと到着を待っているのが宮部みゆきの新刊「楽園」。
あと、面白そうなところでは「旧制中学入試問題集」なんて言うのも買ってみました。
この夏、友達が「本の雑誌」と「ダヴィンチ」を荷物に混ぜて送ってくれたので、
新たな分野の本にも手を伸ばしてみたいと思います。
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by yohko_greenleaf | 2007-09-04 00:09 | ★books

6月の本と"うどんの日"

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早速ですが、6月に読んだ本のご紹介です。
オットの本棚から拝借したのは
「Den Fujitaの商法 1~4」
著者:藤田田
出版:ベストセラーズ

日本マクドナルドを創設した藤田田氏の著作です。ビジネスの心構えのようなものがびっしりと詰まった一作。初版が1974年で、まだマクドナルドが出来たばかりの頃。個人的に「ちょっと時代が違うな~」と言う感が否めないところはありますが、彼のハングリーさ、たくましさはハンパではありません!少々えげつない感もあり、自論を突っ走り過ぎている感もあり、でもやはり某商社から日本マクドナルドの経営権を10数分で奪い取ってしまったという逸話も納得できてしまうバイタリティーには感服です。今時、こんな我武者羅な人、あんまりいないんじゃないでしょうか。発想も豊かだし、常に新しいことにチャレンジしようとする姿勢は見習いたいところです。

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この本は、正確には7月1日と2日で読んだので、7月の本なんですが、すっごく面白かったのでご紹介してしまいます。
「死亡推定時刻」
著者:朔立木
出版:光文社文庫

法律のスペシャリストが書いた、推理小説と言うよりはドキュメントのような作品。
ある身代金目的の誘拐事件に絡めて、冤罪の話、警察の捜査や司法制度の不条理を突いています。この事件自体はフィクションですが、パーツパーツには実在した事柄が絡められているらしく、人物の描写も細かくて、すっごくリアル。
警察も裁判所も、この本の登場人物のようにお金や権力に振り回されている人はほんの一部だと思いますが、それにしても読み終わったあとにはやるせなさと切なさが残ります。
司法や捜査のプロでも、こういうことが起こるのに、これから導入される裁判員制度は、本当に大丈夫なのかしら?と心配になってしまったり・・・。
一寸先は闇、明日はわが身と言う言葉に襲われます。
ラストがまた切ないんです、重いんです!是非是非!!読んでみてください。
ちなみに、文庫本の帯には「この本を読まずに一生を終わってはなりません」とありました。

さて、話は変わって昨日7月2日は「うどんの日」ってご存知でした?
弟のバースデイがうどんの日とは、私も昨日の昨日まで知りませんでした・・・。
偶然にも、昨日のランチはおうどんにしようと思っていたので写真をパチリ。
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テレビで紹介されていたおうどんの真似っ子です。
お出汁でゆっくりと鶏肉を煮たところへ、溶き卵を投入!そして片栗粉でほんのりととろみをつめたところへ麺を投入し、最後に黒胡椒で味を引き締めます。溶き卵を流しいれたら、小さめの泡だて器を使ってかき回すと、ふわっと細かくてキレイなかき玉汁になりました♬
まだまだ涼しいお天気が続いているので、とろみのついた御つゆであたたまりました~。
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by yohko_greenleaf | 2007-07-03 16:57 | ★books

5月の本

先週までの暑さがウソの様に涼しくなってしまったドイツです。
昨日の朝なんて、気温が5度くらいしかなかったみたいで、
ベランダに出たら、吐く息がほんのりと白くなりました!


さて、今月も、一冊しか本が読めませんでした・・・。

今月読んだのは、帰省時に母が薦めてくれた「破獄」。
著者の吉村昭さんは、昨年亡くなられたそうです。
主人公の佐久間は、戦前から戦後にかけて4度も脱獄を図ります。
最後の最後に移送されてきた府中刑務所で出会った看守が、彼の気持ちを
大きく動かすことになるのですが・・・。
実在した出来事を取材して&取材して書かれた小説だそうで、小説と言うより
ドキュメントと言った方が相応しいかもしれません。
佐久間の心の動きや当時の刑務所の様子に、世界大戦の戦局や、戦後の様子が重なって、
全体的に重~~い雰囲気が漂い続けるお話です。
でも、脱獄の様子などは特に、読み手の想像力を膨らませてくれるるので、
普段は先へ先へと読み急ぎがちな私も、じっくりと楽しむことが出来ました。
こういう話は、映画にしたら面白いだろうな~と思ったところだったのですが、
調べてみたら、もうとっくの昔にドラマ化されていました、チャンチャン。

次は重松清さんの「トワイライト」を読んでみようと思います。
正直、今まで重松さんの本は私のアンテナには引っかかってこなかったのですが、
この間友達が、この本を貸してくれました。
今年に入って、読書のペースがかなりスローダウンしてしまっていて、
読んでいない本が、少しずつ本棚に溜まって来ています。。。
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by yohko_greenleaf | 2007-05-31 21:04 | ★books

4月の本

今月は、期待していた「牛への道」を読み始めたら、私のツボではなかったので、
ちょっとガッカリ気分で始まった読書でした。

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日本からのお客様にいただいて読んだのがこちら、
ハーメルンの笛吹き男、伝説とその世界
著者:阿部謹也
出版:ちくま文庫
ハーメルンの笛吹き男、は日本人にも割りと知られたグリム童話だと思います。
昔むかし、穀物をネズミに食い荒らされる害に困っていたハーメルンの農民達。
ある笛吹き男が、笛の音でネズミを退治してくれると言うので、成功した時には相応の報酬を約束するのですが、
笛吹き男がネズミを追い払っても尚、農民達は、約束のお金を支払いません。
そこで頭にきた笛吹き男は、今度は笛を吹いて町の子供達を130人集め、
どこか遠くへ連れ去ってしまう、というお話です。
この本は、このハーメルンの笛吹き男を、過去に実在した事件としてとらえ、
当時のドイツの暮らしに重ねて「誰が?」「どこへ?」「何故?」と言ったことを
検証していく、という趣旨の本です。
本というよりは、論文、研究文と言った感じですが、過去の学説も一つ一つ検証されており、
13世紀頃のドイツ人の暮らしぶりなども、丁寧に研究されており、
ドイツに住む者の一人として、とっても興味深く読むことが出来ました。
この本を読んだ後に、もう一度グリム童話を読んで見ると、また違った捕らえ方が出来るかも!?

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そして、今読んでいるのが浅田次郎の「王妃の館」。
丁度下巻を読み始めたところです。
アマゾンのレビューなどでは、あまり評判が良くないようなのですが、
色々な事情を抱えて、パリ旅行に来ている登場人物たちは、みんな個性豊かだし、
劇中劇、と言った形で登場するルイ十四世のエピソードも続きが気になるところです。

それから、読書ではありませんが、あちこちのブログで薦められていた刺繍本
大塚あやこの白糸刺繍」NHK出版
こちらはオススメです!!
シュヴァルム刺繍の技法も、色々なパターンが細かく説明されていましたし、
ドロンワークやヒデボーにも共通する手法があることがわかったり、
あるいは、この本で初めて知った白糸刺繍にも、新たな興味が・・・。
ちょっと御高い本ではありますが、とっても実用的でもあり、はたまた
「こんなの作りたいな~」と妄想に浸り甲斐もある一冊です!
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by yohko_greenleaf | 2007-04-30 21:07 | ★books

3月の本

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先月も、またしても本が一冊しか読めませんでした・・・。
我が家に何冊かあった、「白洲次郎シリーズ(!?)」も、本作でラストです。
「プリンシプルのない日本」
著者:白洲次郎
出版:新潮社(文庫)

白洲次郎は、まとまった形での本と言うものは書いていないようなのですが、
戦後、文藝春秋などの雑誌に、多くの文章を寄せていたようで、
それらを集めたものがこの作品です。

Amazonのレビューでも多くの方が書いておられますが、戦後60年以上経った今でも、
内容が全く古くないのが驚きです!
白洲次郎が嘆いていること、例えば「みんな、意見を言わない」とか「言っていることが、コロコロ変わる」とか、今の世の中でも言われているようなことばっかり。
戦後、これだけ国際社会の舞台に登場するようになった日本人ですが、根本の部分では
そんなに変わっていない、ということなのでしょうか。
今の世を、白洲次郎が見たら何と思うのかな~。
文体が少々古めなので、ちょっと読むとすぐに眠くなってしまいまして(恥)、読むのにかなり
時間がかかってしまいましたが、「白州さん、ごもっとも!!」と言いたくなる一冊でした。

最近では、オットの方が私よりも遥かに読書量を上回っています。
彼が読むのは、ビジネス書が多いのですが、拝借したい本がいくつか。
特に、藤田田氏の本は面白そうです。

4月に私が読む予定なのは浅田次郎の「王妃の館」。
時間があったら、先日までNHKでドラマを放映していた「ハゲタカ」も、と思っています。
最近は、雑誌をパラパラめくる時間の方が多くて、若干活字不足・・・。
久しぶりに、ガッツリと大作でも読みたい感じです。
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by yohko_greenleaf | 2007-04-02 15:04 | ★books

2月の本

2月になったと思ったら、あっと言う間にもう3月!!
特に今年は毎日暖かいので、ちょっと気が緩みがちな感じで、
あれよあれよという間に一日が、一週間が過ぎて行ってしまいます・・・。

今月も全く読書がはかどらない一ヶ月でした。
何せ藤原ていさんの「流れる星は生きている」が暗くて重くて、読んでも読んでも
全く希望の光が射してこないんですわ~。。。
私は普段は複数の本を同時進行で読み進めると言うことができない性質なんですが、
今回は特別にルールを無視して、併読ということをするに至りました。

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「ウェッブ進化論」
著者:梅田望夫
出版:ちくま新書

オットが「面白かったよ~」と薦めてくれたので、ちょっと拝借。
ちょっと難しいところはあったものの、わたしが普段お世話になっているブログやグーグル、ウィキペディアのことなどか書かれていて興味深いお話がたくさん。
ネットのサービスを提供する「向こう側」とサービスを利用する「こちら側」という視点の区切り方も私にとっては新鮮でした。PC素人にもわかりやすくてお勉強になる一冊。

今月まともに読んだのはこの一冊だけ・・・。
今は、鈴木邦男著「愛国者は信用できるか」という本を読んでいます。
一水会の創設者で右翼のドンとも言われた著者ですが、最近では右とか左を超越した
理論を展開されているようで、某小林よしのり氏に「左に寝返った!」などと言われているらしいですね。
そうかと思えば、予備校の講師なんかもされているんだとか!!
冒頭の「愛」と「恋」の違いについての説からかなり面白くて、今引き込まれています。

これが終わったら次は、めっちゃめちゃ軽い笑える話を読みたいなぁと思って
宮沢章夫著「牛への道」なんていう本も注文してみました。
来月はもうちょっと読書したいなと思っておりますが・・・。

そして今日のおまけ。
本日をもって300件目の記事をポスト、と相成りました。
不定期更新で内容もバラバラなブログにお付き合いいただきありがとうございます♪
これからも細々~~と日々の出来事を綴っていきたいと思ってますので
引き続きよろしくお願いいたします!
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by yohko_greenleaf | 2007-02-28 07:02 | ★books

1月の本

今年は、去年にも増してたくさんの本を読むぞ!と張り切っていたのに
いきなり出だしから、スローペースになってしまいました。

今月読んだ本は、日本からの帰りに成田空港で買ってきた本。
初めて新しいターミナルを使ったのですが、大きなTSUTAYAが
出来ていて、落ち着いて本を探せるのが嬉しかった♪

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「地下鉄(メトロ)に乗って」
著者:浅田次郎
出版:講談社文庫
主人公真次は地下鉄を下りると30年前にタイムスリップをしていた!
そこで、昔の父の姿や、兄の自殺の真実を知ることになる・・・という、ファンタジー。
最近映画化されたのですよね!?文庫本の帯に主な登場人物のキャストが出ていたので、どうも役者さんの顔が浮かんでしまって、読みながら想像力が膨らまなかったのですが・・・。
私の中では「穏やかな『蒲生邸事件』」的な位置づけの本。誰でもそうだけど、自分の親の若かりし日の姿って、ちょっと見てみたいな~っていう気持ちにさせられました。浅田さんは、色んなタイプの作品を書かれているので、もっと読みまくりたいなぁ。
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「99%の誘拐」
著者:岡嶋二人
出版:
小さい頃に誘拐され、5千万円の身代金と引き換えに命を助けられた主人公。
その父が遺言代わりに、事件の一部始終を明かすのですが、その数年後、また良く似た手口の誘拐事件が起こります。
30年も前の作品なのですが、誘拐にはパソコンが駆使されていて、それがまた古臭くないので、現代にも置き換えられそうな筋だな~と思いました。
岡嶋二人さんって、本当に2人の作家さんの共作なんですねー。
どちらがどの部分を担当して、どんな風に作品を作っていくのか、興味があります。
共著だからの弊害なのか、(アマゾンのレビューにもあるように)ちょっと人物設定が甘いかなと思う部分はありましたが、犯人はわかっているのに最後までテンポ良く話が進んで、楽しく読めました。

そして、今は藤原ていさんの「流れる星は生きている」を読んでいます。
中国は新京から、著者が母一人で3人の子供を連れ終戦間際に日本へ逃げてくるお話なのですが、これが出だしからめちゃめちゃ重くて暗くて・・・。
私は寝る前に本を読むのですが、色々想像すると胸が苦しくなって寝付けない感じです。
家は父も戦中の中国生まれで、祖母が大変な思いをして、日本へ帰ってきたという経緯もあり、この話は、読んでおかねばと思うのですが、なかなか覚悟がいる本です。
次はもうちょっと軽くて笑えるものにしたいなぁと今から思っているところ。。。
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by yohko_greenleaf | 2007-02-01 22:49 | ★books

11月の本

うわ~、今日から師走だなんて、一年早すぎます!!
来週の今頃は、もう日本なのに、大掃除も全然終わっていないし、
家の中がちっとも片付いてなくて、何の用意もしてません。
いつものことながら、ぎりぎりにならないと準備が出来なくて・・・。

さて、11月に読んだ本は以下3作。
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「ワイルド・ソウル 上&下巻」
著者:垣根涼介
出版:幻冬舎文庫
「棄民政策」とも「口減らし政策」とも言われている、戦後日本の移民政策。これによって大きな被害を被った人間が、数十年の時を経て、外務省に復讐を挑む物語です。
前半は、人間の暮らしとはまるでかけ離れた移民の様子を描写するのにページが割かれていて、「何が起こるの!?!?」と、少々じれったい気もしますが、後半からは事件がテンポ良く展開していきます。こんなに「犯人を応援したくなってしまう」小説は初めてです。
移民たちの暮らしぶりについては、多分相当の取材のもとに書かれていると思いますが、悲惨という言葉ではとてもとても足りない。。。

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「祖国とは国語」
著者:藤原正彦
出版:新潮社文庫
「国家の品格」と多少内容が重なる部分はあるものの、相変わらず藤原さんの主張は首尾一貫していて、改めて国語の重要性を説いたもの。
「とにかく読書は大事!」だそうで、本当はもっと若いうちに、日本を代表するような文学作品を読んでおかなくてはいけなかった・・・と反省させられると同時に、今からでも遅くないから、もっと沢山本を読みたいと思わされる内容でした。
最後に載っている「満州再訪記」も大変興味深くて、著者のお母様、藤原ていさんの「流れる星は生きている」も購入済み。

「細川ガラシャ夫人 上&下巻」
著者:三浦綾子
出版:新潮社文庫
NHKの「その時歴史が動いた」でガラシャ夫人を紹介する回があったのですが、彼女のことを殆ど知らなかったので、この本を読んでみました。明智光秀の娘に生まれ、細川忠興の妻になるも、光秀が本能寺の変を起こしたことで立場は一転「謀反者の娘」となり、身を隠して生活していく中で、信仰に目覚めていくガラシャ夫人。
私は宗教を持たない人間だけど、彼女の最後は本当に潔くて心打たれました。
光秀や信長に関しては、どんな人物だったのか、諸説あるようですが、この作品の中では、光秀は非常に温厚で人情に厚い人だったように書かれていて、信長が悪者と言った雰囲気。こちらも意外でした。

三浦綾子といえば、先日「氷点」もテレビで放送されていましたね~。
中学生の時から、何度か読み返している私の愛読書の一つです。
平成の世を生きる陽子の姿と、後日談はいらなかったな~と思いましたが、
かなり原作に忠実に作ってあって、面白かったです。
石原さとみの陽子ちゃんが良かったし、飯島直子の夏枝さんも、大健闘だったと私は思いました。

もうすぐ日本で本屋さんに行けるのが楽しみ~!
また面白そうな本を沢山仕入れたいと思います。
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by yohko_greenleaf | 2006-12-01 17:28 | ★books


HN:はっぱ。 カナダとドイツで10年暮らし、2010年2月に日本に戻ってきました!


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