南仏で聞く小曽根さん
エビアンを後にして、向かうは次の旅の目的地。
フランスはLa Roque d'Antheronと言う小さな町です。
な~~~~んにもない山道を走って、着いたのは町とか村とかのレベルではなく「集落」と言った雰囲気。
多分町に一軒か二軒しかないであろうホテルに宿泊しました。
ホテルの目の前に今回のピアノフェスティバルの会場があったので、これはラッキーだと思ったら、
小曽根さんのライブは、なんとここから更に9キロも離れた別の場所で行なわれるんだとか!
慌てて会場の下見に行った次第です。
隣町Rogneへ行く途中、あまりのド田舎っぷりに驚愕して、思わず車を降りて
取ってしまった写真の一枚です。
まるでタイムスリップしたみたい!
ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヵ月」って、多分こんな世界なんだと思います。
「Piano Festival」の看板を頼りに、専用駐車場に車を止めるとしばらく歩かされました。
こんな雑木林を下りて行って、本当に大丈夫??かなり不安になる私達。
すると、こんな会場が私達を待ち受けていました!!
今回のピアノフェスティバル、ディレクターを務めるのは日本でもおなじみのイベント、
ラフォルジュルネを仕切っておられる、ルネ・マルタンさん。
今年で27回目を数える、由緒あるフェスティバルだそうなのですが、本当に本当に
ここで小曽根さんがピアノを弾くのだろうか???と思いつつ一旦会場を去ります。
そして夕方、恐る恐る会場に行ってみると・・・
こんなたくさんの人がどこから沸いてきたんでしょう?満員御礼です!良かった~。
前半はドイツ出身、新進気鋭のピアニストMichael Wollnyによる前衛的なピアノを聴き、
第2部が小曽根さんの出番。
今回はルネさんの提案により、全編「即興」による演奏でした。
この日は、プロヴァンス特有の「ミストラル」という大風が一日中吹き荒れて、
周りの木々がゆっさゆっさと揺れていましたが、その風の音や蝉の鳴き声とも
一つになったピアノの音が、とっても幻想的でした。
野外コンサート、と聞いて、「音が散っちゃうんじゃないか?」「迫力に欠けるんじゃないか?」
と心配したのですが、全くの杞憂に終わりました。
ピアノの後にそそり立つ岩?石?が、キレイにピアノの音を跳ね返してくれて、
ほどよくマイルドな優しいピアノの音が、とっても気持ちよかったです。
日が暮れると、一気に気温が下がって、かなり寒かったのですが。。。
そして、最後に小曽根さんとMichaelが、これまた即興で3曲ほど演奏したのですが、
この日初めて顔をあわせたとは思えないほど息がピッタリ合っていて、まさに神業!
今までに無い、面白いコンサートになりました。
いやいや、今まで色んなところで小曽根さんの音楽を聞かせてもらってますが、
こんなド田舎で(と言っては失礼だけど、本当にビックリしたんですもの~)のライブは初めて。
世界中を飛び回って、次々新しいことにチャレンジする小曽根さんをますます尊敬!の旅になりました。
フランスはLa Roque d'Antheronと言う小さな町です。
な~~~~んにもない山道を走って、着いたのは町とか村とかのレベルではなく「集落」と言った雰囲気。
多分町に一軒か二軒しかないであろうホテルに宿泊しました。
ホテルの目の前に今回のピアノフェスティバルの会場があったので、これはラッキーだと思ったら、
小曽根さんのライブは、なんとここから更に9キロも離れた別の場所で行なわれるんだとか!
慌てて会場の下見に行った次第です。
隣町Rogneへ行く途中、あまりのド田舎っぷりに驚愕して、思わず車を降りて
取ってしまった写真の一枚です。
まるでタイムスリップしたみたい!
ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヵ月」って、多分こんな世界なんだと思います。
「Piano Festival」の看板を頼りに、専用駐車場に車を止めるとしばらく歩かされました。
こんな雑木林を下りて行って、本当に大丈夫??かなり不安になる私達。
すると、こんな会場が私達を待ち受けていました!!
今回のピアノフェスティバル、ディレクターを務めるのは日本でもおなじみのイベント、
ラフォルジュルネを仕切っておられる、ルネ・マルタンさん。
今年で27回目を数える、由緒あるフェスティバルだそうなのですが、本当に本当に
ここで小曽根さんがピアノを弾くのだろうか???と思いつつ一旦会場を去ります。
そして夕方、恐る恐る会場に行ってみると・・・
こんなたくさんの人がどこから沸いてきたんでしょう?満員御礼です!良かった~。
前半はドイツ出身、新進気鋭のピアニストMichael Wollnyによる前衛的なピアノを聴き、
第2部が小曽根さんの出番。
今回はルネさんの提案により、全編「即興」による演奏でした。
この日は、プロヴァンス特有の「ミストラル」という大風が一日中吹き荒れて、
周りの木々がゆっさゆっさと揺れていましたが、その風の音や蝉の鳴き声とも
一つになったピアノの音が、とっても幻想的でした。
野外コンサート、と聞いて、「音が散っちゃうんじゃないか?」「迫力に欠けるんじゃないか?」
と心配したのですが、全くの杞憂に終わりました。
ピアノの後にそそり立つ岩?石?が、キレイにピアノの音を跳ね返してくれて、
ほどよくマイルドな優しいピアノの音が、とっても気持ちよかったです。
日が暮れると、一気に気温が下がって、かなり寒かったのですが。。。
そして、最後に小曽根さんとMichaelが、これまた即興で3曲ほど演奏したのですが、
この日初めて顔をあわせたとは思えないほど息がピッタリ合っていて、まさに神業!
今までに無い、面白いコンサートになりました。
いやいや、今まで色んなところで小曽根さんの音楽を聞かせてもらってますが、
こんなド田舎で(と言っては失礼だけど、本当にビックリしたんですもの~)のライブは初めて。
世界中を飛び回って、次々新しいことにチャレンジする小曽根さんをますます尊敬!の旅になりました。
by yohko_greenleaf
| 2007-08-03 22:31
| ★travel
HN:はっぱ。 カナダとドイツで10年暮らし、2010年2月に日本に戻ってきました!
by yohko_greenleaf
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