ワルシャワでモーツァルトを聴く!

先週の金曜日から昨日の月曜日まで、ポーランドはワルシャワに行っていました。
実は、ワルシャワには一度行ってみたいと思っていた理由が一つあるのです。
それは、こちら!
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夫婦して大好きなBasiaの生まれ故郷でもあり、London Warsaw New Yorkと言うアルバムタイトルの都市を、全制覇したいなぁと思っていたから。

今回は、東欧におけるクラシック音楽の聖地ともいえるワルシャワにて開催中のInternational Music Festivalで、ジャズピアニストの小曽根真さんが、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番ことジュノムを演奏することになっており、張り切って出かけてまいりました。

実はオットは急遽、出張の日程が変更になってしまい、どうしても金曜日にはワルシャワ入りできないと言うことで、一人でフライト&土曜日は単独観光になってしまったのです。
オットがいるから・・・と思って、ガイドブックすら入手していなかった私は、慌ててインターネットで情報収集をして、出かけました。
でも、このジュノムを聴くためにわざわざ遠く日本から駆けつけてきた小曽根さんの大ファンがおられまして、同じホテルに宿泊することになっていたので、結局空港で待ち合わせてチェックインし、翌日も観光をご一緒することになりました。

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ワルシャワ自体はそれほど見所の多い町ではないので、1日のんびりと歩けば
充分に雰囲気を味わうことができます。
時間があれば、クラクフの街や、アウシュビッツにも足を伸ばしたかったのだけど、今回は断念。
城壁の内側へと歩いていくと、狭い道の両脇にはお土産屋さんがビッシリ並んでいました。

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旧市街でも、もっとも賑わいを見せていたエリアです。
この人魚の像(?)はワルシャワのシンボルにもなっているらしいです。
ワルシャワは、1944年、ナチスドイツ占領下においてワルシャワ蜂起と呼ばれる武装蜂起が起こり、
町の建物と言う建物は破壊され、20万人もの死者を出したと言われています。
そんなわけで、これらの建物は全て、戦後に再建されたものです。
市民によって、「ひびの一本に至るまで忠実に」再現されたというのは有名な話で、
この街並みじたいが世界遺産に登録されています。

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町の至るところに、このような慰霊碑があり、花が手向けられていました。
ポーランド語で書いてあるので、さっぱりわからないのですが、1944年とあったので、
ワルシャワ蜂起の犠牲者を祭ってあるのではないかなと思います。

ポーランドと言うと、東欧のちょっとどんよ~りしたイメージを持っていましたが、
町の中心は思ったより都会。
大きなショッピングセンターもあるし、デパートは日曜日でも開いているし、
TESCOなんかが進出していて、24時間営業しているんだそう!
実はドイツよりも暮らしやすかったりして!?

さて、肝心のジュノム、素晴らしかったです!!!
私はクラシック音楽のことは全くの素人で、細かいことはわからないですけれど、
カデンツァといわれる即興の部分、さすがはジャズミュージシャンの小曽根さんだけあって、
めっちゃめちゃ楽しい音を私達に届けてくれました。
ジャズともクラシックとも分類するのが全く意味のないことに思えてくるくらい、
小曽根さんにしか弾くことのできないメロディーが、とっても自由で楽しくて、
でも、しっかりモーツァルトなんですよねーー。
ワルシャワと言えば、ショパンピアノコンクールが行なわれるくらいですから、
クラシックの本場中の本場!
観客の耳もきっと肥えていることと思います。
"普通の"カデンツァを期待していたお客さんは、今までの概念を覆されるのでかなりビックリ
したと思います。うつむいてじーっと聴いていたお客さんが、カデンツァの部分に入った途端、
「ムムッ!」と言わんばかりに顔を上げて、じーっと小曽根さんを見つめていたのも事実。
こんな方々が何人もいらっしゃいましたけど、最後にはスタンディングオベーションで拍手の嵐♪
とーっても楽しい、エキサイティングなジュノムを聴かせていただきました。

小曽根さんの後に、モーツァルトのクラリネット協奏曲を弾いた、パキート氏も素晴らしかったし、
その後の小曽根&パキートのジャズセッションもこれまたノリノリですごーく楽しかった!
まったく趣向の違う音楽なのに、お客さんも皆大満足の様子でした。
小曽根さんやパキートさんはもちろんのこと、20世紀を代表するピアニスト、フレードリッヒ・グルダの息子兄弟の演奏にしても、そのほか今回初めてお会いした方々の中にも
プロフェッショナルな人たちが山ほどいて、ものすごいエネルギーを感じた毎日でした。
いやいや、世の中にはすごい才能を持った人がたくさんいるんだなぁーと。
才能に溺れずに精進して突き詰めていくのって、とっても難しいことだと思うんだけど、
それを成し遂げた人のオーラみたいなものをビシビシっと肌で感じました。

うーん、上手く言葉にならないくらい、貴重な音楽を貴重なお話を聞いて、
色々と考えさせられたワルシャワの旅になりました。
私も頑張らなくっちゃなぁ・・・。
と決意をしつつ、ワルシャワでお土産に買ってきたズブロッカ(わかる人だけわかっていただければ・・・、苦笑)をいただきながら、今宵もジュノムを聴くのでありました。
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by yohko_greenleaf | 2006-08-30 01:25 | ★travel


HN:はっぱ。 カナダとドイツで10年暮らし、2010年2月に日本に戻ってきました!


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